サージカルマスクの予防効果&<CDCのラボの中の人に聞く(ABCニュース)>

下記、実際にSARSを診た先生もサージカルマスクで乗り切ったといわれてました。サージカルマスクの着用方法を守ることがなによりも大事ということでしょうか。

N95はフィッティングテストしなければ無意味だろうし、
長時間つけてたら苦しいし、一般の人が正しく着用できるか疑問。

SARSのときの資料ですが、マスク着用方法やフィッティングテストのことなど
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/masksirou.html

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/30(木) 22:25:28 ID:dX/QJg/f
サージカルマスクでも感染予防に効果があるという研究がある。
研究自体はSARSだが、インフルエンザでも同様だと思われる。

Effectiveness of precaution against droplets and contact in prevention of
nosocomial transmmission of severe acute respiratory syndrome(SARS)
    Seito, W.H. ら , N Engl J Med ,361: 1519-1520, 2003

重症急性呼吸器症候群において、どのような対策が有用であったかを検討した。
SARS患者の診療に関わる職員のうち、感染した13名と、非感染であった241名で、
患者の診療時の感染防御(マスク、手袋・ガウン、手洗い)の方法を比較検討した。

ガウン装着や手洗いも有効であったが、
多変量解析では、マスク装着が一番有効な感染防御手段として示された。

マスクの内容としては、紙のマスクを28名が装着し2名が感染。
サージカルマスクは51名、N95マスクは92名が装着していたが、感染者はなかった。

===================

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/30(木) 22:27:14 id:LCimD9z7
<CDCのラボの中の人に聞く(ABCニュース)>
ttp://abcnews.go.com/Health/SwineFlu/Story?id=7461729&page=2
Flu Central: A Look Inside the CDC's Lab:Scientist Michael Shaw Takes
ABC News Behind the Scenes of the H1N1 Outbreak
CDCのインフルエンザ・ラボの副所長Michael Shawのインタビュー記事。メキシ
コ始め全米と各国から送られてくるインフルエンザ検査用のサンプルが急増して
クライシス・モードで働いている、という記事なのだけれど現場を直接見ている
人の発言なので、ちょっと興味。

○メキシコと米国の新インフルエンザのDNAに(今のところ)違いは見つからず、症
状の重さの違いはウイルスの変異によるものではなさそうだが、上手い説明が見
つからない。
○今のところ新インフルエンザのウイルスにはバリエーションが大変少ない(変異
するに充分な時間の無い間に急速に拡がっている)That's because "a virus
comes in and spreads very rapidly and it hasn't had a whole lot of time
to change. That's what we are seeing in this case, which indicates to us
that this is truly new."
○ワクチン製造会社に提供する原材料としてのインフルエンザの培養がようやく
うまくいきつつあるので、まもなくメーカーに渡せるだろう
○今までCDCは、インフルエンザのパンデミックがアジア発のH5N1(鳥インフル
ンザ)の新種で発生するのではと予想していたので、メキシコ発の豚インフルエ
ンザの発生は全く予想外。The assumption was it would come out of Asia, a
larger population for variants to appear and of course we've been
following the (Asian) avian influenza very carefully." "This one just
came out of nowhere."